論湿寒貧

比叡山には昔から論湿寒貧(ろんしつかんぴん)と言う言葉があります。 (これはマージャンの役ではありません) 比叡山のことを私たちは単に山と言いますが、山での生活を言い表した言葉で、論は論ずる、つまり仏の教えを論じ、研究す […]

論湿寒貧 Read More »

沸かない風呂

私が高校3年生のときは、比叡山のふもとのお寺に留守居役として住み込んでおりましたが、ここの風呂がなかなか沸かない。風呂がまは無く、火を焚いて直接風呂の底を暖めるタイプのものでした。薪は近所の製材所から仕入れた木っ端を仕入

沸かない風呂 Read More »

自啓自発

昨年末に日本海海戦の話をしましたが、それに関連した話です。 日本海海戦での作戦を立案した秋山真之ですが、その彼がアメリカ留学中に書籍の余白にメモ書きしたものが残っており、後に「天剣漫録」として伝えられています。 その中に

自啓自発 Read More »

石の上にも3年

私は高校の3年間、僧侶の修行をしましたが結局坊さんになりたいとは思いませんでした。周りからは、折角3年やったのにもったいない、延暦寺学院という大学へ進学して引き続き僧侶の道を続けてはどうかと勧めてくれる人もありました。

石の上にも3年 Read More »

楽志(らくし)

楽しんで行う いくら自分が好きなことであっても、それを続けていくという過程において、どうしても辛く感じることもあるでしょう。ゴルフが三度の飯よりも好きだという人でも、スコアが思うように上がらずフォームを変えてみたりクラブ

楽志(らくし) Read More »

覚悟

私は高校1年で延暦寺の寺に住み込むという形で仏門に入りました。この世界は完全に徒弟制度で、私の師匠は内海俊照師という当時千日回峰行を行っていた修行僧でした。 千日回峰行というのは、比叡山中の30キロから80キロという決め

覚悟 Read More »

上部へスクロール