【2010年4月19日の朝礼でのスピーチより】

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私が参加しているNPOの定例会議で、エレクトロニクス産業において韓国が日本を圧倒しているという話題が出ました。日本のエレクトロニクス製品が世界を
席巻していたのはすでに過去の話で、液晶テレビでも白物家電でも世界シェアでみると日本はすっかり韓国にやられてしまっています。

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薄型テレビでは韓国のサムスンが23%で首位、ソニーが2位で12%ですが同じく韓国のLGがソニーと同じ12%で3位、液晶パネルはサムスンが29%で
首位、LGが24%で2位、シャープはわずか10%で5位、半導体はインテルが14%で首位、サムスンが8%で3位、東芝が5%で3位、携帯電話に至って
は、5位以内にはかろうじてソニーエリクソンが5%で4位となっている状態です。(大和証券)

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かつての日本の強さを忘れられない人は、韓国製品は日本の技術を盗んだだけだとか、ものまねだとか言ったりしますが、独自技術がいくら優れていてもシェアが取れないということは、販売戦略や国を挙げた支援体制などにおいて後れを取ってしまっているということでしょう。

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NPOの定例会で、なぜ韓国はそれほど競争力を持っているのかという点について、誰かが言いました。「それは徴兵制があるからだ」と。これは、私のも常々
思っていることでしたので、まさにわが意を得たりという意見でした。つまり、韓国では18歳になると2年ほどの兵役が義務付けられており、軍隊で厳しく鍛
えられることにより国防意識や愛国精神などが醸成されて人間的に一本筋が通った大人になって社会に戻ってくるということです。

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こうした若者たちが猛烈な勢いで韓国の産業を発展させていくのに対し、日本ではゆとり教育とか個性を大切になどと学校でも家庭でも甘やかされて育っているので、とても韓国の若者に対して太刀打ちできないというのが、大方の意見でした。

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「徴兵制度」というと、とても危険なもののようにとらえられがちであり、仮に「日本にも徴兵制を導入しろ」などというと、すぐに右翼だとか戦争を肯定して
いるなどと非難されそうですし、政治家がこのように発言したらあっという間に政治生命が終わるでしょう。しかし、若い人がある期間、肉体的にも精神的にも
厳しく訓練される経験をするということは、悪いことではないはずです。兵隊に行くというとすぐに人を殺しに行くなどと短絡的にとらえられがちですが、現代
社会においては軍隊とは、決して殺人集団ではないと思います。

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軍隊の役割としては他国と一戦交えるなどということよりも、国内外の被災地への救援活動や、後進国での平和維持活動など、人々の生命を守るために活動して
いることのほうが主要な任務であるといえます。そうした環境の中で働くことにより、自分の力が人々の助けになり、ひいては自国が他の国の人々から尊敬され
ることになり、自分自身が国を守っているのだという自負と自信を得ることができる可能性があります。

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中にはこのような組織になじめず、ただ悲惨な体験として軍隊恐怖症になる人もいるかもしれませんが、学校でいじめにあい自閉症になったり自殺する子供たちがたくさんいることを考えると、軍隊生活がことさら人をダメにするとは言い切れないように思います。

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