新渡戸稲造の「武士道」読みましたが、巻末の解説に興味深い一文を見つけました。
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内村鑑三が自著「代表的日本人」のなかで、最大のサムライと称えた西郷隆盛の例をあげて、次のような言葉を掲げている。
西郷にとり「正義ほど天下に大事なものはありません。自分の命はもちろん、国家さえも、「正義」より大事ではありませんでした。西郷隆盛はいいます。「政道を歩み、正義のためなら国家と共に倒れる精神がなければ、外国と満足できる交際は期待できない。その強大さを恐れ、和平を乞い、みじめにもその意に従うならば、ただちに外国の侮蔑を招く。その結果、友好的な関係は終わりを告げ、最後には外国につかえることになる」
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正にサムライの精神ですね。