先週の話に出てきたハインリッヒの法則についてもう少し説明します。

アメリカの保険会社のハインリッヒ氏が多数の事故や災害について調査した結果、「1件の重大事故の背後には約30件の軽微事故があり、その背後には約300件の危険行為がある」という統計結果を導き出した。これをハインリッヒの法則といいます。おそらく自動車免許の更新の講習などで耳にした人もいると思います。

前回の話で「ヒヤリ・ハット」という言葉を紹介しましたが、これはハインリッヒの法則の中の300件の危険行為」のことになります。つまり、日常の業務遂行の中でも私生活の中でも同様ですが、ヒヤリとして「あー驚いた」と思うようなことが10回あると、1回は軽い事故となり、このような軽い事故を30回繰り返すと死亡事故に発展するということです。

子育てをしていると、このようなヒヤリとすることはよく体験しますね。我が家でも子供が指をドアに挟んで救急病院へ駆け込んだり、ブランコから落ちてCTスキャンを取ったりしたことがありますが、親としてはこのような危険をできるだけ早い時点で防ぎたいものです。

「ハインリッヒの法則」と「ヒヤリ・ハット」、これらの言葉は我々の業界のみならず色々な場所で使われるので、是非覚えておいてください。

今回は短いですが以上です。

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