【2011年2月21日の朝礼でのスピーチより】

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最近、ちょっと変わった靴下が話題になりました。

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普通の靴下はすねの部分と足先の部分が120度くらいの角度で“く”の字型になっていますが、この靴下はその角度が直角に折れ曲がっているのです。初めてこの靴下を見たとき、まるで童話に出てくるおばあさんが履いているような、何とも滑稽な感じがしました。あの5本指ソックスを見たときと同じような違和感です。

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しかし、これがよく売れていて、販売している「無印良品」によると2006年の発売以来4年で1400万足を売ったそうです。考えてみると足の角度は普段は歩いているときも立っているときも90度でありますから、この形の方が理にかなっているわけです。実際にこの靴下は足によくフィッ卜して、かかとの部分もずれにくいそうです。

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ではなぜこれまで120度の靴下しか無かったかというと、機械で大量生産するときに90度に曲げることが技術的に困難だったからだそうです。私は、従来のあの角度は人の休に合うように、それなりに考えて作られているのだとばかり思っていましたが、なんと、ただ単に製造側の都合でああなっていたのでした。

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直角靴下を見て違和感を覚えたのは、これまでずっと120度の靴下を見続けてきたため、それが普通だと思い込んでいたからでした。本当は90度の方がピッタリ合うのに、これまでの120度で別段おかしいとも何とも思いませんでした。使う側すら不便と感じていないことであっても、それをより快適にする工夫をしたときにヒット商品となるのですね。ちょっと「目から鱗」でした。

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冒頭で、この靴下が「童話に出てくるおばあさんが履いているような」と言いましたが、メーカーが最初にこの靴下を考え付いたのは、チェコ在住のおばあさんが手編みで作った直角靴下を発見したことがきっかけだったそうです。まさに童話のような世界から生まれたヒットでした。

蛇足:
クリーニングに出すと割れてしまうワイシャツのボタン、あれ何とかならないのでしょうか。熱に強くて弾力性のある素材なんていくらでもあるように思うのですが

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