【2011年6月13日の朝礼でのスピーチより】
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2年以上使い続けたEMobile(E-Monster)から最新のAndroidスマートフォンに買い換えました。これまでiPhoneも持っていなかったのですっかりガラパゴス人間となっていました。最新デバイスを手にしてようやく化石から人造人間(Android)に進化できたわけです。
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これまでモバイル端末というものにあまり興味がなかった私は、携帯電話を持ってはいても電話もメールもほとんど使わず、自分の携帯電話番号すらまともに覚えていませんでした。Emobileを使っていたのは、WindowsのPCとOutloookの住所録を共有できるのと、出先でモデム代わりになるので何かの時にちょっとしたプレゼンができるのが便利で使っていたという程度です。
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しかし今回Android端末にしてすっかり世の中の様相が変わっていたことに今更ながらびっくりしました。方向音痴の私にとって最もうれしいナビ機能を提供してくれるGoogleマップは、乗換案内や徒歩でのナビゲーションなどという高性能にもかかわらず無料で使えるというのは驚きです。これではナビを有料で提供していたサービスは商売あがったりですね。
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この朝のスピーチで、いつもの紙の原稿を持っていないことに気づきましたか? 手元には紙の原稿の代わりにスマホでEvernoteを見て話しています。これまでは、出先で思いついたスピーチネタを胸ポケットに常備していた小さなメモ帳に書き留め、会社か家でワープロで原稿を書いていました。その原稿のファイルを会社のサーバにおいていたので、家のパソコンと会社のサーバの2元管理となってしまい、気が付かずに両方に同じようなスピーチ原稿を書いていたりしたこともありました。それが、EvernoteやGoogleドキュメントで常にクラウドの向こう側のドキュメントに直接アクセスすることができるようになりストレスが減りました。
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すでにiPhoneユーザの人からは何をいまさらといわれるかもしれませんが、こうしたインフラが整ってきたのはまだこの数年です。私から見ると「ついこの間までポケベルだったのに」という感覚です。