2025年が幕を開けました。
新年恒例のニュースとして、マグロの初セリがあります。今年は歴代2番目の高値で2億700万円だったそうです。これまでの最高値は2019年の3億3360万円だったので、今年までコロナの影響があったことを考えると、元の水準に戻ってきたという見方もできますね。

正月休みに家族で福井の温泉に行ってきました。福井を訪れるのは20代のころに出張で大野市に行って以来なので30余年ぶりです。有名な観光地である東尋坊へも行きましたが、前回来たときは何となくさびれた感じがしていましたが今回は正月休みの店舗も多い中、そこそこにぎわっているなという印象を持ちました。東尋坊に来たいというような観光客はお年寄りが多いだろうという私のイメージに反して、割と若い人も多くカップルや女の子のグループなどが目につきました。当然30年前とは違って外国人客も多く、海鮮料理を出す店のメニューには英語や韓国語、QRコードなどで対応していました。

その翌日に旅館でテレビを見ていると偶然、有吉の番組で昨日訪れた東尋坊や大湊神社を散策する様子が紹介されていました。

帰りに金沢にも立ち寄ってきましたが、こちらは大賑わいでした。駅前のバス乗り場には長蛇の列。キャリーバッグを引いて歩く外国人のグループも多く、着物を着て歩く若い女性も目にしました。茶屋街でランチを取るために入ろうとした店では30分以上待たされました。正月で営業していないお店もあったのでなおさら混雑していたのだと思いますが、このあたりの観光地は潤っているように見えました。

路線バスに乗ると、運転手がジョークを交えながら観光案内をしてくれますし、降車していく外国人客にも丁寧に料金の払い方や目的地への行き方などを英語でやり取りしていたので、地元の活性化という意識が現場の人たちにいきわたっているのだろうなと感じました。

昭和の時代は観光地、例えば熱海などは団体旅行客が収益の柱でしたし、常連ではない個人客などは、また来るかどうかも定かではないので、ずいぶんいい加減なサービスだったように思います。翻って今はSNSにより良い評判も悪い評判もすぐに拡散しますから商売をする方も気を遣うようになっているのでしょう。

SNSにはありもしない悪評を書き込むという迷惑な話も聞かれますが、以前はさびれていた店に外国人客が押し寄せるようになったとか、アクシデントで食材や農産物が余ってしまった場合にネットが助けになったなどという話も聞きます。SNSをはじめとするネット広告では、プラスの効果の方が圧倒的に大きいように思います。

観光客で成り立っている店舗や宿泊施設においては、実際にお客様が来てくれて喜んでくれる姿を見るのが一番のモチベーションになるんだと思います。
地方創生ということで国がお金をばらまくよりも、オンラインマーケティングによる支援をきちんと構築する方が良いのではないかと感じました。

今年も機会を見つけてあちこちでかけてみたいと思っています。別に遠出しなくても、都内でもまだ行ったことのないところはたくさんあります。江戸時代の古地図を元にぶらついてみることにもチャレンジしたいと考えています。

では、今年もよろしくお願いします。

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