毎日暑いですね。6月の内からもう30度越えが当たり前で通勤時も日陰を選んで歩くようになりました。最近は男の人でも日傘をさしているのを見かけますが、私はまだその勇気がありません。特に夜の寝苦しさは辛く、暑さで夜中に何度も目を覚ましてしまいます。昨夜は健康のためにとエアコンを付けずに寝ましたが、却ってかいた汗の気化熱で体が冷えてしまい少し風邪を引いたようです。

さて、昨年の秋に、それまで長年暮らしていた城南地区から城東地区に引っ越しました。同じ東京でも全く土地勘のない場所だったので最初は戸惑いましたが、最近は大分慣れてきました。
よく言われることですが、同じ東京でも北と南、西と東では生活エリアが違っており、北の人は南をよく知らないし行く機会も少ない、逆に南の人は北をよく知らないし行く機会も少ない。というギャップがあります。実際私も東京の北限が赤羽なのか板橋なのかよくわかりませんし、そっち方面の人の中には蒲田はもう神奈川県だと思っている人も結構いるようです。

先日、同業の社長で深川出身のH氏との会話で、私が「もんじゃ焼きというのをこれまでの人生で人に誘われて1回食べただけで、食べ方も知らないし店に入ろうとも思わない」と言ったら、彼曰く「品川より南の奴らはもんじゃ焼き知らねーんだよ、俺なんか子供のころから駄菓子屋でおやつとして食ってたかんね」と変にもんじゃマウントを取られました。

私は海外旅行が好きで、それなりに色々な国や都市を見て回ったので、何となく世界をある程度見てきたつもりでいました。今度の9月も1週間程休ませていただいて、ベネルクス3国を回る予定です。しかし、同じ都内でも知らない場所がまだまだあるものです。

以前住んでいた城南地区にも、文士村があり、三島由紀夫、川端龍子、宇野千代などといった多くの文士・芸術家が住んでいましたし今も住居跡があったりします。来年のNHKドラマは宇野千代さんのストーリーをやるそうです。他に力道山の家や墓もあり、勝海舟と西郷隆盛が会見した洗足池あたりなど、散策するのが楽しい場所がたくさんありました。

今の場所に移ってからは、毎晩のように隅田川テラスをウォーキングしますし、近所をあちこち出歩くので城東エリアがだいぶ分かってきました。先週は日本橋を渡りましたが、ここが日本橋だと認識して渡るのは初めてでした。東京都民として60年以上暮らしていてもこんなものです。

皆さんにお勧めしたいのは「大江戸今昔めぐり」というスマホアプリです。これは東京の現在の地図と江戸時代の地図を同時に比較表示でき、自分のいる場所を起点に表示することもできてとても便利です。自分のいる場所を中心にしてスライドバーを動かすと江戸時代と現在の地図がゆっくりとフェードインフェードアウトして表示されるので、ああ、永代橋は昔はもっと上流にあったんだな、とか、この道は元々運河だったんだな、とか、佃島は元々こんなに小さかったのか、などとその土地に対する理解を深めることができます。

せっかくリフレッシュ休暇もあるわけですから、海外へ行くもよし、近場でもいいからこれまで行ったことのない場所へ行くのもいいでしょう。暑い暑いとばかり言っていないで見聞を広めるためにどこかへ出かけてみてください。

【業務連絡】

  • 今日は夏の賞与支給日です。
  • 会社のノートPCのうち、Windows10サポート切れのために更改しています。Windows 11の正式サポート要件に合わなくなった古いノートPCのうち、利用可能な10台を希望する社員に無償譲渡しますので現物を見て希望を申し出てください。

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