【2011年3月28日の朝礼でのスピーチより】

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今回の震災では、地震直後から諸外国より支援の申し出が相次ぎました。またその後の原発の機能停止、爆発などについては世界中が関心をもって注視しております。こうした大災害に当たり世界中から支援や激励をいただくというのは、物的な助けとなるのはもちろんながら、精神的にも日本は一人じゃない、世界が励ましてくれていると勇気づけられるものです。

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私自身、イタリアの知人からは、地震の翌日に早速お見舞いのメールが届きました。こちらは大丈夫だと伝えると数日後には、放射能の影響を心配するメールが来ました。
同様にサイパンの知人からもお見舞いのメールが来て、その中には、「いざという時にはサイパンの自宅に空いている部屋があるし、子どもたちの学校も探してあげるから、避難する時はぜひこちらへおいで」、という心温まる申し出が添えられておりました。この方からは、その後さらに同様のお誘いのメールをいただきました。実際に自分たちの家族が外国に逃げだすことはないと思いますが、このように言っていただけることはとてもありがたいことです。

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20日から23日まで韓国へ行ってきました。私にとって初めての韓国でしたが、今回の大震災について現地の日本を応援しようというムードに驚きました。
空港ではインフォーメーションの受付嬢が「がんばれ日本!」と書かれたたすきをかけているし、ソウルの繁華街には日本を応援する垂れ幕や看板が至る所に見られました。言葉がわからないので詳細は分かりませんでしたが、テレビでもキャンペーン広告をやっているようでした。

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普段はとかくイザコザの絶えないお隣の国、韓国ですが、いざという時には助けてあげようと一生懸命に応援してくれることは憶えておきたいものです。なんだか、口が悪くてけんかっ早いけれど、人の世話を焼かずにはいられない同じ長屋の住人のような感じがします。

会社から日本赤十字を通して義援金を送ります。

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