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休み

私が珍しく体調不良でスピーチは中止となりました。

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2011年6月27日 | コメント/トラックバック(0) |

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新商品 2/3

【2011年6月20日の朝礼でのスピーチより】

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ところで、このような新しいデバイスやネットワークサービスは本当にここ最近になって急に表れてきたものなのでしょうか。「新しいサービス(デバイス)だから皆が使い始めたのではないか」と思う人もいるかもしれませんが、実はこうしたものはすでにかなり以前から世の中に存在していたのです。いくつか事例を挙げていきましょう。

【MP3プレーヤー】

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今や大人も子供も愛用しているMP3プレーヤー、私の娘も7歳の時にiPod Shuffleを買い与えました。現状ではAppleのiPod系かSONYのNet Walkmanに2分されている感がありますが、やはりこれだけ世の中に広まったのは何と言ってもiPodのセンセーショナルなデビューがあったからでしょう。カセットテープのウォークマンが世の中に出た時も、それによって音楽を外で歩きながら聞くというそれまでになかったライフスタイルを提案し、それが受け入れられて音楽業界でのイノベーションとなりました。

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Appleは、音楽や動画をネットからダウンロードして視聴するというさらに進んだイノベーションを打ち立てましたが、MP3プレーヤーそのものは別段目新しいものではありませんでした。私はiPodがデビューする何年も前からMP3プレーヤーで英会話を聞いていたりしました。フラッシュメモリに音をコピーしてメカニカルな再生機構を一切持たない超小型のデバイスで音声コンテンツを聴けるというのは、かつてカセットテープで音楽を聴いていた世代の私にはとても革新的でした。しかしその当時は一定のユーザには受け入れられていましたが、一般にはそれほど普及してはいなかったように思います。こんな便利なものがどうしてもっと流行らないのかと思っていたものでした。

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そうこうしているうちにご存じのとおりiPodが登場して一気に市場を開拓していきましたが、技術的にはこれといった目新しいものはありませんでした。特にウォークマンを生んだ国である日本人から見ると、製造はどこかのOEMで音質は大したことなく、そっけないほどシンプルなデザインには「こんなものがオーディオ機器かい?」とさげすみの目で見る人も多かったと思います。しかし、iTunesというネットを活用したスタイルで一気にブレークしました。売れる商品というのは技術や品質だけではないということがよくわかる事例です。

【電子書籍】

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iPhone/iPad、Android端末などの普及に伴って電子書籍ががぜん注目されてきました。すでに多くの書籍が電子化されてダウンロード購入できるようになっています。それと歩調を合わせるかのようにクラウド環境が整い、これまでは購入したコンテンツを自分のPCに置いていたユーザが、いつでもどこからでもアクセスできてバックアップの必要もないクラウドの仮想本棚をほとんど無料で利用できるようになってきつつあります。どこかの出版社が電子書籍元年というのもよくわかります。

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ところで、電子書籍は、iPadやAndroidがあって初めて閲覧可能となったのでしょうか。いいえ、実はこれもすでにかなり以前から世の中には存在していました。うちの会社で初めてMacを買ったのは1993年ころですからもう18年も前になります。大枚120万円出して買ったQuadraには、おまけで見慣れないフロッピーディスクが付いていました。Voyager(ボイジャー)社のエキスパンドブックという、今でいう電子書籍です。これは商業的にはヒットしませんでしたが、すでに20年近く前からそうした製品が世に出ていたのです。

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その後も、おそらく何度も電子書籍というチャレンジはあったと思います。一番盛り上がったのはInternetが普及していったころ、ネットで見られる新聞や雑誌というコンセプトだと思いますが、これはPCがなければ見られないということでそれほど成功はしませんでした。しかし近年になり半導体チップや液晶パネルといったハードウェアや高速無線通信技術が追い付いてきて、ようやく本格的に電子書籍が普及してきそうです。

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新商品 1/3

【2011年6月13日の朝礼でのスピーチより】

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2年以上使い続けたEMobile(E-Monster)から最新のAndroidスマートフォンに買い換えました。これまでiPhoneも持っていなかったのですっかりガラパゴス人間となっていました。最新デバイスを手にしてようやく化石から人造人間(Android)に進化できたわけです。

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これまでモバイル端末というものにあまり興味がなかった私は、携帯電話を持ってはいても電話もメールもほとんど使わず、自分の携帯電話番号すらまともに覚えていませんでした。Emobileを使っていたのは、WindowsのPCとOutloookの住所録を共有できるのと、出先でモデム代わりになるので何かの時にちょっとしたプレゼンができるのが便利で使っていたという程度です。

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しかし今回Android端末にしてすっかり世の中の様相が変わっていたことに今更ながらびっくりしました。方向音痴の私にとって最もうれしいナビ機能を提供してくれるGoogleマップは、乗換案内や徒歩でのナビゲーションなどという高性能にもかかわらず無料で使えるというのは驚きです。これではナビを有料で提供していたサービスは商売あがったりですね。

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この朝のスピーチで、いつもの紙の原稿を持っていないことに気づきましたか? 手元には紙の原稿の代わりにスマホでEvernoteを見て話しています。これまでは、出先で思いついたスピーチネタを胸ポケットに常備していた小さなメモ帳に書き留め、会社か家でワープロで原稿を書いていました。その原稿のファイルを会社のサーバにおいていたので、家のパソコンと会社のサーバの2元管理となってしまい、気が付かずに両方に同じようなスピーチ原稿を書いていたりしたこともありました。それが、EvernoteやGoogleドキュメントで常にクラウドの向こう側のドキュメントに直接アクセスすることができるようになりストレスが減りました。

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すでにiPhoneユーザの人からは何をいまさらといわれるかもしれませんが、こうしたインフラが整ってきたのはまだこの数年です。私から見ると「ついこの間までポケベルだったのに」という感覚です。

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人生の時間

【2011年6月6日の朝礼でのスピーチより】

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学校を卒業して初めて社会人となった若者、多くは20代前半でまだ社会人としては右も左もわからない赤ん坊のようなものです。
私も社会に出た20歳のときのことはよく覚えています。まだ本当に自分が何をやりたいのか分からず、「し社会人生活を経験したらもう一度学校に戻り、何かしら勉強をやり直そう」とか、「とりあえずアメリカへ留学して自分の可能性を見つけたい」とか、なんだかふらふらした考えしか持っていませんでした。

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その頃、漠然と「あれをやれたらいいな」とか、「いつかこれをやれたら」などと考えていたのは、「自分にはまだまだ時間があるし、自分の人生は始まったばかり」という安心材料があったからでしょう。

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「カネはないし人間的にも未熟だが時間はある」、「今は右も左もわからないけれども俺には時間がある」、「時間があればいつか何とかなるだろう」と自分に言い聞かせて安心していたのかもしれません。

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しかし、私もついこの間社会人になったと思っていたら、あっという間に50歳間近です。社会に出てすでに30年近くが過ぎてしまいました。私が20歳のころに50歳と言えばすでに老人に近い人というイメージでしたが、自分がそんな年になるなんて想像もできませんでした。

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1年は365日というのはだれでも知っています。では週にすると何週間でしょうか。答えは365割る7で52週間です。週で考えると案外少ないものです。では、20歳の若者が50歳の中年になるまで30年ありますが、いったい何週間あるでしょうか。答えは1564週間です。この数字は毎週1つずつ確実に減っていくのです。ゴールデンウィークでまとめて休みを取れば一週間、風邪や食あたりで4,5日寝込んでも一週間、それはあっという間に過ぎていきます。

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私もこの30年を振り返ると、やりたいと思ったことの1割も実行していないように思います。私はサラリーマンをやりながら趣味のバンド活動に精を出し、20代で起業してから数年間はまともに休みも取らず働いてきましたから、平均的な同世代の人よりも精力的に活動してきたとは思います。しかし、それでも思うような成果を上げているとは言えません。

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今30歳の人、思い当たると思いますが、あっという間だったでしょう。20歳の時に30歳なんておっさんだと思っていたでしょうが、自分が30になったときに自分をおっさんだと思いましたか? 同じようにしてあっという間に40歳が来ます。10年は週に直すと521週間しかありません。時間はだれにでも平等に流れていきますから。泣いてもわめいても無駄です。

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だから、小さな目標でよいからちょっとずつそれを達成する人生を送るようにしてください。せっかくの休日をパチンコなどやって消費するのはバカ者のすることです。趣味でも遊びでもよいから、価値のあることに自分の人生を使うことです。

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