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努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る

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「努力する人は希望を語り 怠ける人は不満を語る」これは、先日新聞に掲載されていたもので、小説家の井上靖の言葉だそうです。この言葉を見て大いにピンと来たので今回のテーマとします。

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この世は、自分の気持ち次第でどうにでも人生を感じることができます。ある人にとっては毎日が地獄として感じられるかもしれませんし、またある人にとっては毎日が幸せな日々として映るかもしれません。

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私が高校生の時、栢木和尚がよく「会社に対する不平不満の多い人間に限って仕事ができない」と言っていたのを覚えています。和尚は会社勤めの経験もあるのでこのようなことを感じたのだと思いますが、これは真理だと思います。まったく同じ境遇でも、その人生に喜びを感じ、感謝する気持ちを持って生きている人は自然と前向きに人生を送りますし、逆に物事を何でも悪く受け取り悲観的になり、常に不平不満を周囲に漏らすような人は、結局自分の人生を愛していませんから怠惰な生活を送っているはずです。

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人に向かって「努力しろ」などというのは押しつけがましいし、言われる方はとても窮屈な圧迫感を感じるでしょうが、ここで井上靖氏が言っている努力している人というのは、自分では何も努力しているなどとは思っていないかもしれません。その様な人に、「あなたは毎日努力していて辛くないですか?」と聞いたなら、その人は、「私はただ、日々自分の目標に向かって楽しく生きているだけだ」という返事が返ってくるでしょう。

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同じ人生ならば、不平不満の中に生きるよりは、物事を肯定的に受け取って日々の生活を楽しいと感じて生きる方がずっと価値があるし結果も違ってきます。私の好きな哲人、中村天風師も、「幸福のるつぼの中で活きる」と題して次のようなことをおっしゃっています。

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「自分の住む現在の人生環境や、また世界を、いやらしいとか、いとわしいとか思うような人、あるいは健康に快さを感じない人があったら、その人くらい不幸を人生に感じている人はないといえる。反対に、現在の自分の住む世界や環境が、たとえ他人から見てそう大しものではないと思われるようなものでも、自分が心の底から本当に満足し、感謝して活きているとしたら、その人は終始一貫、幸福のるつぼの中で恵まれて活きている人である。」(中村天風一日一話)

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では、どのようにすれば積極的に物事を受け取り、感謝して生きていくことができるようになるのでしょうか。それは、自分自身の目標を定めることです。自分の例で恐縮かつ恥ずかしいのではありますが、私は24歳の時に「自分はひとかどの人間になる」という漠然とした目標を立てました。ひとかどの人間とは、前に話した一隅を照らす人間という意味も含みます。

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このような漠然とした目標だけではだめで、そこからもっと細かくて具体的な目標に分解していきます。この辺はシステム設計と似ています。最初の漠然とした目標は、「人事管理ソフトを作る」といったような最終目標であり、それを達成するには一日あるいは一時間単位での細かい作業に分解していくはずです。

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大きな目標が設定できれば、そこから「嘘をつかない」、「約束を守る」、「経済的に裕福になる」などのもう少し具体的な目標が派生し、さらに、「何々の資格を取る」だとか、「誰だれを飲みに誘って忌憚なく話し合う」だとかの細かい項目が色々と出てきます。

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週に1時間でもいいから一人になる時間をとり、そこで自分がどうなりたいのかをよく考えて、思いついたことを紙に書き出すことをしてみてください。そのような習慣を日常のものとすることが大切です。細かい項目を知らず知らずのうちに達成していくと、いつしか自分がかつては思いもしなかった高い位置にいることに気づくでしょうし、その時には自然と自分の人生を愛し、日々を楽しく努力して生きていることでしょう。

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